今どきのトラブル事情Part2

 前回にも何度かトラブル事例をご紹介いたしました。今回はPart2として、私共もビックリするような事例をご紹介させていただきます。これを見るといかに入居者の選別が大事であるかということが思い知らされます。

天井まで達するゴミの山
 ある入居者が3か月滞納し、その上「悪臭がひどい」と苦情が入ったため、H社社長とオーナーは、催促のためその部屋を訪れた。開けた瞬間、6畳ほどのワンルームの部屋がゴミだらけ、天井に達するほどの量だった。
「20代半ばの女性でいつもぴしっとスーツを着ていた方でしたので信じられませんでした」(岡山県・同社社長)
 トラック1台分ものゴミを全て撤去させた上で即刻退去してもらったという。カベや天井はシミだらけ、悪臭も取れず、原状回復費は30万円。もちろん入居者に請求したという。

操縦士の格好をした男が突然現れ(お客は詐欺師)
 8年前、1年間家賃を滞納した借主がいました。練馬区にある1LDKタイプで家賃7万円の物件に住んでいた30代の男性で自称パイロット。最初の3カ月は納めていたんですが、だんだんと遅納になりそのまま滞納。連絡を入れても一向につながらず、やむなく家を訪れることに。するとパイロットの格好をして「フライトの時間がせまっています」と言い残し逃げようとしました。事情を問いつめると実は詐欺師で身を立てている様子。早々に退去してもらいました。(練馬区・I社)

他人の電気を盗みながら生活した男
 川崎市内で1R7万円の家賃を3カ月滞納したお客がいました。7年前のことで住人は20代の男性、運送業に携わっていました。最初の3カ月を過ぎ全く払わないという状況に。連絡も取れず部屋を訪れると電気メーターも止まっている有様。電力会社に話をすると電気代を滞納していたので電気を止めたともことでした。後から連絡が取れ話し合ってみると他人の電気を盗んで生活をしていたとのこと。数日後、夜逃げ同然のごとく逃げて行き姿をくらましてしまいました。(川崎市・Y社)
(全国賃貸住宅新聞より抜粋)



 上記のような例は珍しいケースではありますが、最近の世の中においては、いつどこで起きてもおかしくはないことだと思います。
 では、どのようにこういったケースを防げばよいのかということになります。まず、入居の第一段階、本人との接客・面接の中でその人を良く判断すること、そして入居審査の中身をよく読みとり不安のあるものであればお断りをするといった決断が必要だと思います。
 私達もこの入居審査においては、かなり厳しい目をもって行っておりますが、やはりこのような事例が増えていくとなりますと、更に再三の注意をしていかなければいけないと思います。
 そして入居中にその方の仕事や状況が変わり、最初は何事もなく生活していたが、どうも最近様子がおかしいと気付いた場合は、オーナー様から管理会社へ、または管理会社からオーナー様への早めの連絡がことを未然に防ぐことになるのではないしょうか。今後ともよろしくお願い申し上げます。


[戻る]