賃貸業界のホームページ

情報誌に掲載しても決まらなかった部屋がネットで成約に

 自社ホームページを立ち上げることはもはや業界の常識になった。ネット経由による問い合わせや反響も日を追うごとに増加する中で注目されているのは、どうやってアクセス数を増やすか、だ。少しでもユーザーの気を引くように各社それぞれ特長を生かしたHPづくりに励んでいるが、今回は特に、ちょっとした一工夫が功を奏し成果を上げる業者を紹介してみたい。

ホームページが一番の営業マンに!?
 横浜市内で800戸を管理するS社(横浜市)では、4月から自社オリジナルページを立ち上げ、たった3カ月で300件ものメールをやりとりしたという。アクセス数は毎月平均で約100件。同社ではこのホームページ自体が営業窓口として大きな位置を占める。ホームページから希望物件を見つけ、Eメールにより問い合わせを送ってくると即日対応し、その他の掲載外の物件情報なども合わせて数回のやりとりを行っているが月によっては月間成約数の半数近くをホームページからのものになることもあるという。
 一般的なやりとりに過ぎない同社のページへのアクセスが多い要因は物件だけでなく地域情報や住み替えの際に役立つ情報を取り入れている点にある。
 地方から初めて東京に出てくる人の為の家電品の通信販売コーナーが設置されており、ここで購入すれば入居開始時に家電品が配置されすぐに使用できるサービスがついている。また地域情報では同社周辺のデパートなど商業施設の状況など町の雰囲気が分かるように写真を多く取り入れている。
 掲載物件に関しては自社管理物件の他、管理契約を結んでいないオーナーの物件も依頼があれば掲載し、情報を発信している。

ユーザーに話題の部屋が一目瞭然
 地域の物件検索サイトとリンクすることで掲載する物件数を増やしているのは宮城県内で300戸の物件管理をしているK社だ。
 同社ホームページには3カ月で1万以上のアクセス数があり、月間でも3500件ほどとなる。
 この高いアクセス数の原動力は宮城県内の物件検索サイト「Atta MIYAGI」にある。同サイトの掲載物件は約4100件。地域や賃料、間取りごとの物件数をグラフ表示で確認することのできる機能を持っている。県内48社が加入するネットワークのため幅広い物件検索が可能だ。
 同社では同サイトでの検索機能を主なものとし、自社管理物件は別枠で掲載している。帯情報で物件概要を表示し、物件名をクリックすると間取り図や外観写真などを開けるのだが、同社ではこの詳細を開いた回数もカウンター設置により確認することができるようにした。これにより人気傾向を画面上で瞬時に把握することができるという。
 更新作業はサイトと自社の双方で毎回の契約ごとに行われるため、新しい情報が提供できる。
 今年5月には情報誌に出していた広告でなかなか決まらなかった物件もホームページに載せることにより2件成約へ至ったという。

今、流行はHPリニューアル
 リニューアルによりアクセス数の10%増に成功したのはG社(横浜市)だ。
 ホームページを立ち上げたのは平成9年8月で、これまでは物件検索機能の他に地域情報を取り入れた内容で構成していた。
 しかし、同じ内容では物件情報が新しいものでもリピーターとして何度も見る人の増加に限度があるとの判断で今年6月に画像を一新し、地域情報も数を増やし内容を充実したものにリニューアルを行った。
 同社では1R物件を多く扱っているため物件検索を行うユーザーは地方を中心とした学生層が主となるという。その為検索方法は沿線別の他に大学、専門学校別のものを採用している。神奈川県及び近郊の学校名が全て入力されており、選択すると通学に便利な電車沿線が表示され、更にエリアを絞ることができる。横浜の土地勘がない他県の報からのアクセス数が多いことに配慮した検索方法だ。
 その他、地域情報として横浜駅時刻表や周辺宿泊施設、駅前地図を取り入れることも行っている。
 リニューアルによりアクセス件数は2500件から2800件へと増加し、繁忙期を過ぎても高いヒット数を維持している。(全国賃貸住宅新聞より抜粋)



 当社も、昨年末よりホームページを開設しておりますが、着実にアクセス数も増え、月間平均アクセスは3500件(この文章を作成した時点では月間3500件でしたが2000年9月・10月は週間1900件超。)を超えております。物件情報はもちろん、借りるときに便利な情報や売買の際役立つ情報、学区や地域情報などを提供していることも要因となっているのではないでしょうか。
 今後も、楽しく良いお部屋探しができたとの声が聞かれるように、千葉を訪れたことのない方にも私たちの住む千葉の良さを伝えきれるように工夫をして参りたいと思います。



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