入居率を高める外壁メンテナンス

きれいな外観が第一印象を決め入居率を高める

防水機能が劣化して壁面に黒いカビが表れたら要注意

 賃貸物件における外観の体裁は、入居者や入居希望者にとって部屋を決める場合の大事な第一印象の材料だ。メンテナンスといっても、塗装やタイル・洗浄など色々な方法がある。室内と違い、ある一部分だけを施工するという事ができないため、一回にかかる費用は高い。耐久性や低コスト化などが求められる中、今回は各社の取り組みを一部紹介する。

危険信号を感じたら早めの対処
 新築着工戸数の減少とともに、賃貸物件の比率も新しい部屋より古い部屋が多いのはご承知の通りだ。
 中でも築年数の経過した物件は、外回りだけでなく多方面のリフォームが必要になるが、今回は外壁メンテナンスに注目したい。
 まず見た目をきれいにするということは、美観の維持につながり住む人によって好印象を与える。当初クリーム色だった物件が、今はグレーに近いなんてケースは多いはずであろう。
 ある管理会社の営業マンは、「見た目の印象は、内見にお連れする際の大きな判断基準の一つです。
 色選び一つで、全体のイメージや第一印象が大きく変化するだけに効果は絶大ではないだろうか。

常識を覆すことも大切
 埼玉県越谷市在住の小野オーナーは、友人のアドバイスを聞き入れ、壁のメンテナンスにカラーコーディネートを取り入れた。外壁、手すり、ドアなどトータルのイメージを大切にし築30年の物件が満室になった。
 それまではモルタルだった外壁を白にし、ドアも同じ白。手すりは緑とペンキ屋の常識では考えられない組み合わせとなった。
 「最初は業者の方にどうせ失敗するからとさんざん反対されました。何とかこちらの意向を伝え、やってもらったんです。結局今までのイメージを払拭しなければいけませんでしたので、これまでと同じ通りにしていたんでは何も変わりません。内装も各戸、色を統一したりして工夫したことも要因ですが、大成功だったと思っています。」(同氏)
 ほかにも、人に与える印象だけでなく、物件自体の手入れとしても必要になる。
 例えば雨や湿気から家を守るという働きがある。壁の内部に水分が入らず、カビの発生や木材の痛み、腐食、剥離も防止できる。また外壁とつながっているエクステリアやベランダなどの錆も、汚れの原因の一つとなるのであろう。
 物件の劣化を段階に分けて考えると、初期段階、特に新築時から3〜5年経過するころ防水機能は激減している。すると光沢がなくなるだけでなく、チョーキン現象といわれる、塗装を手でこすると白い粉が手に着くようになる。次に壁面に黒いカビが表れれば、壁の内部に水分が侵入している証拠だ。
 第3段階として、細かいひび割れができ、水分が入るだけでなくシロアリなどが住みやすい土壌を提供してしまうことになる。最後まで放っておいた場合、最悪なケースとして家が傾くとか、壁がきしむ。窓の開け閉めがしずらいなどというトラブルが発生するおそれがある。これは外からの水分やシロアリなどによって、基礎の部分にまで被害が及んでしまうからだ。

5年〜10年が目安だと言われる
 外壁メンテナンスは、新築時から考えて何年目に行うのが適当なのであろうか。木造かRCかなどによる構造上の問題や、気候や立地などにもよるが、オーナーの経営状態と、物件の劣化度を考えて5年〜10年目で提案を受けるケースが多いようだ。(全国賃貸住宅新聞より抜粋)


 幕張本郷近辺においてもここ数年、築10年超物件の外壁の色が次々と変わっているのを感じます。イメージが変わり、好感度は確実にあがっております。
 また、入居されているお客様より「きれいになって嬉しい」との声を頂いております。
 オーナー様に於かれましても、もう一度、ご自分の物件に対し外壁のメンテナンスの方法や時期をお考えになってみてはいかがでしょうか?
 そして、私たち現場においても、お客様の声をもっとオーナー様にお知らせしていきたいと思います。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。



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